『がん予防 がん治療中 がん再発防止のための食事療法』は品切れ重版予定なしです。
2018年4月6日頃発売
■定価 1,000円(本体)+税
■B5版冊子
がんになる人の数は最近、増え続けています。 死亡原因をみると、40 代から70 代まで第1 位はがんであり、それ以下の30 代では2 位、 10 代でも3 位になっています。 がんと診断された人のデータをみると、40 歳くらいから増え始め、60 歳からは急増する傾 向があります。75 歳までにがんになる割合をみますと、男性では3 分の2 近く、女性では3 分の1 程度となっています。
男女あわせると、働き盛りの半数近くの人ががんと診断されていることになり、いまや国 民病となりました。 一方で、がんはかつては死病と恐れられてきましたが、昨年発表の10 年生存率は6 割近く になりました。がんと診断される人は年間100 万人、がんによる死亡者は37 万人程度ですが、 がんからの生存者も300 万人程度はいると思われます。
これらの人にとっては、治療中や治療後の再発や転移の予防、また運悪く再発した場合など、 いずれも食事の問題は大きな課題です。 この冊子では、その時々の食事のポイントや注意点についてまとめました。治療効果を高め、 予後をよくして再発を防止するために、お役立ててください。
著者プロフィール
渡邊昌(わたなべ しょう)
1965 年、慶応義塾大学医学部卒業。同大学院で病理学を専攻し、米国 国立癌研究所、国立がんセンター研究所を経て、1985年より同研究所 疫学部長。がんの疫学研究、分子疫学の新分野を拓く。 1996年より東京農業大学で「環境・食糧・健康」を一体化させた新し い研究に取り組む。 2006年より独立行政法人国立健康・栄養研究所理事長。糖尿病予防の 司令塔として活躍、国民の健康づくりに貢献。 ライフサイエンスに造詣が深く、現在、生命科学振興会理事長。パワ フルに多くの要職をこなしている。 1993年、WHO 記念メダル受賞。 1995年、日本医師会医学賞、 2001年、日本疫学会功労賞受賞。 「新版 腎臓機能を保つおいしい低たんぱく食レシピ」(主婦の友社)、 「運動・からだ図解栄養学の基本」(マイナビ出版)、 「食で医療費は10 兆円減らせる」(日本政策研究センター)、 「糖尿病は薬なしで治せる」(角川書店)など、著書多数。。
『がん予防 がん治療中 がん再発防止のための食事療法』は品切れ重版予定なしです。
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